枝毛

枝毛を裂いたらどうなるのか
枝毛は、紫外線やドライヤーなどが原因で髪がダメージを受けた際髪を構成しているたんぱく質の成分が破壊され、髪の内部のキューティクルという部分がダメージを受けることでできます。
枝毛を裂くのは、結論から言えばやってはいけないことです。
でも中には枝毛を裂くのが癖になりやめられない人も多いようです。
一度枝毛になると、元には戻りません
確かに枝毛を裂くこと自体は、後から生えてくる髪に悪影響を与えたり髪全体の髪質が悪くすることはありません。
しかし裂いた毛は通常の髪の毛よりも細くなり、その結果まとまりにくい細い髪の毛が増えてしまいます。
一度枝毛になってしまった髪の毛は、二度と元には戻りません
ですので、もし枝毛がある場合は裂くのではなくはさみで切るのがよいでしょう。
枝毛のヘアケア法
できてしまった枝毛ははさみで切るのが一番ですが、その際にも注意点があります。
斜めに毛先を切ると再び枝毛になる可能性があるので、必ずまっすぐ切ることが大切です。
また、裂けている所から３㎝ほど上の部分から切るとよいでしょう
。 枝毛を修復・予防するには髪の内部に浸透するトリートメントでケアをするしかありませんが、その際にも気を付けることがいくつかあります。
ブラッシング
まず１つ目は、髪を洗う前にブラッシングして髪のもつれをとることです。
髪がもつれた状態で無理に頭を洗うと髪が引っ張られ切れ毛ができる原因になります
。 シャンプー
次にシャンプーの注意点ですが、シャンプーはよく泡立てて地肌をマッサージするようにし、トリートメントを丁寧に付けましょう。
栄養が毛根まで浸透し、健康な髪が育ちます。
そしてすすぎはしっかりとし、水分はやさしく拭き取ることが大切です。
くれぐれもタオルで擦ってはいけません。擦ると余計に髪の毛を痛めてしまいます。
ドライヤー
時々「ドライヤーを使うと髪が傷むので自然乾燥しています」という人がいますが、これは間違いです。自然乾燥して半乾きのまま寝たりすると、濡れた髪が擦れて余計に髪が傷んでしまうのです。
大切なのは、水分をしっかりとふき取った後にきちんとドライヤーを使い手早く乾かすことです
。 そのほうが髪の毛にはダメージは少ないのです。
その際洗い流さないタイプのトリートメント剤を使えば、ダメージをさらに減らすことができます。
枝毛はついつい気になって、裂きたくなってしまいますが、きちんと正しいヘアケア方法で枝毛ゼロを目指しましょう！